特殊詐欺に狙われるコンビニ 多様化する現金受け渡しの舞台に

マルチメディア端末も…伝票で決済

 警視庁捜査2課は11月、島田市の男性に対する詐欺容疑などで、詐欺グループを摘発した。同課によると、このグループは現金をだまし取る際に、電子ギフトカードだけでなく、コンビニのマルチメディア端末も悪用していたという。

 マルチメディア端末は、ローソンの「Loppi(ロッピー)」、ファミリーマートの「Fami(ファミ)ポート」などコンビニごとに異なるが、店内でATMや雑誌の棚などと並んで設置されていることが多い。電子ギフトカードと同じように、クレジットカードを使わずに、イベントのチケットやインターネット通販の代金を支払う際などに活用されている。

 利用者は端末を操作して伝票を印刷し、レジで代金を支払うと決済が完了する。詐欺グループは被害者に、この決済方法で電子ギフトカードを買わせ、だまし取っていた。

 警視庁によると、マルチメディア端末を使った詐欺は、28年では6件だけだったが、29年1~11月だけで50件発生。特に同年秋ごろから急増しており、30年には主流化する恐れもある。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ