はれのひ閉鎖 敏腕社長どこで転落したのか? 仕事完璧、面倒見よい…驚きの声

「はれのひ」本社が入居するビル=12日、横浜市中区桜木町

「はれのひ」本社が入居するビル=12日、横浜市中区桜木町

 20年に福岡市で写真館向けのコンサルティング事業を始めたのち、同市で23年にはれのひを設立。はれのひの経営のかたわら、契約先の企業で社員向けのセミナーなども行っていた。

 約4年前に勤務先の呉服店で篠崎社長のセミナーを受けたという男性は「店舗内での呉服の展示方法、電話営業のノウハウなどを教わった。常に自信ありげな様子が印象的だった」と振り返った。

 経営実態は

 25年8月に事実上の本社を横浜市中区に移転してからは事業拡大に積極的で、26~28年にかけて東京都、茨城県、千葉県に立て続けに出店した。中国への事業進出にも関心があったとみられ、中国のブライダル情報サイトには、篠崎社長が現地で講演する様子や現地業者と商談したことなどが伝えられていた。

 表向きは「優良企業」とみられていたはれのひ。だが実態は全く違ったようだ。

 民間調査会社によると、はれのひが28年9月期に修正損を計上すると、大口の取引先の銀行は同年11月から、はれのひへの融資を中止。複数の関係者によると、29年8月には千葉県柏市内の店舗が、テナント料を数カ月滞納したとして閉鎖に追い込まれた。篠崎社長は周囲に「茨城県つくば市の店舗と統合する」などと説明していた。

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