「噴火止まった」断言できず 草津町、ライブカメラ3台で夜間も監視

 12人が死傷した草津白根山の本白根山(群馬県草津町)の噴火は、30日で発生から1週間を迎える。東京工業大草津白根火山観測所の野上健治教授は、噴火が起きた23日以降は「顕著な活動はない」としているが、「噴火が止まったと断言するのは難しい」との見解も示し、再噴火の可能性は否定できない状況だ。草津町や同観測所などは、ライブカメラや地震計の増設を進め、本白根山の監視態勢の強化を急ぐ。(住谷早紀)

 草津町の黒岩信忠町長は29日、草津国際スキー場山頂駅のライブカメラの台数を増やすと発表した。現在稼働中のカメラ1台に加え、フルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ4Kカメラと暗視カメラを1台ずつ導入。気象庁の専門家と町が、昼夜関係なく本白根山の動向を監視する。

 稼働中のライブカメラの映像はこれまで、リアルタイムで動画投稿サイト「ユーチューブ」に配信されていたが、通信環境が安定せず配信が停止することがあったという。

 こうしたトラブルを解消するため、光回線を活用し、スムーズな映像公開を図る。国土交通省が同日から光ファイバーを用意し、設置の準備を進めている。

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