「遊び」「罰ゲーム」「死ね」 大津いじめ自殺、元同級生らが法廷で語ったこと

 大津家裁での少年審判では、あおむけにした男子生徒の口の上にハチの死骸をのせた行為や顔にペンで落書きするなどした暴行を認定。家裁は男子生徒のクラスメートだった当時14歳と13歳の2人に保護観察処分、当時14歳で別のクラスの1人については「頻度が少ない」として不処分の決定を出した。

 一方、遺族は24年2月24日、元同級生3人とその保護者、市を相手取り、約7720万円を求めて大津地裁に提訴(後に市とは和解)。訴訟では昨年9~12月に計4回に分け、遺族や被告の元同級生3人とその保護者、当時担任だった男性など計12人への尋問が行われた。

 「遊びだった」

 口頭弁論はそれまで20回以上にわたり開かれてきたが、元同級生が出廷する初の尋問には傍聴券を求めて多くの市民が訪れ、関心の高さがうかがえた。

 尋問は傍聴席から見えないよう、衝立をたてて行われた。訴訟の争点は、いじめと自殺の因果関係。これまで元同級生3人はいじめの認識を否定し「遊びだった」などと主張してきたが、今回の尋問でも3人は終始、「いじめだった」との認識を示すことはなかった。

 一方で、男子生徒と元同級生らの当時の様子が直接語られ、状況が少しずつ明らかになった。

次ページ男子生徒と同じクラスだった2人は、趣味のゲームを通じて意気投合したといい…

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