「遊び」「罰ゲーム」「死ね」 大津いじめ自殺、元同級生らが法廷で語ったこと

 男子生徒と同じクラスだった2人は、趣味のゲームを通じて意気投合したといい、休み時間や放課後を一緒に過ごすようになった。夏休みには大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に出かけたり、元同級生の親に連れられ、琵琶湖にも遊びに出かけたという。

 元同級生の両親は男子生徒と息子が遊んでいた様子について「仲むつまじいとしか言いようがない」「和気藹々(あいあい)としていた」と証言。別の元同級生の母親は男子生徒について「とても明るくて元気な子」と話し、ゲームをして遊ぶ様子を語った。

 「リアクションを楽しむエンターテインメント」

 楽しく遊んでいたはずの男子生徒と3人の関係はいつから変化していったのか。市の第三者調査委員会は、徐々に同じクラスの2人を中心に男子生徒への行為がエスカレートしていったと指摘している。

 1つは「プロレスやボクシングごっこ」と称し、男子生徒がヘッドロックをかけられていたことだ。当初は足をかけ合う程度だったが、徐々にエスカレート。クラスメートだった元同級生の1人は法廷で「ヘッドロックや寝技を毎日かけたときもあった」と述べた。しかし、いずれも「遊びだった」といい、「嫌がっているとは思わなかった」と述べた。

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