飯塚事件、弁護団特別抗告 再審認めず高裁決定不服

 福岡県飯塚市で1992年、小学1年の女児2人が誘拐、殺害された飯塚事件の再審請求を巡り、弁護団は13日、殺人などの罪で死刑が執行された久間三千年元死刑囚=執行時(70)=の再審開始を認めなかった福岡高裁決定を不服として、最高裁に特別抗告した。

 6日の高裁決定は、元死刑囚が事件に関与したことを推認させる複数の状況証拠に基づき「犯人であることは合理的な疑いを超えた高度の立証がされている」とし、2014年の福岡地裁決定に続き、裁判のやり直しを認めなかった。

 弁護団は、法医学者の鑑定書などを新証拠として提出し、女児の遺体に付着していた血液から元死刑囚と同じDNA型や血液型が検出されたとする鑑定結果などの信用性を争ったが、全面的に退けられた。

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