リニア入札談合「教授」の異名も 容疑者は熱意あるリニア専門家

 逮捕された大成建設元常務執行役員の大川孝容疑者は、リニア関連の業務に10年以上従事した「専門家」だった。熱意があり、「教授」の異名を取るなど周囲の信頼は厚かったという。

 早大理工学部を卒業後、昭和48年に大成に入社。土木畑を歩んだ。顔が広く、JR東海とのパイプ役も担っていたとされ、あるゼネコン関係者は「あの人が取り仕切ったことは間違いない」と話す。

 鹿島建設リニア担当部長の大沢一郎容疑者(60)も「技術屋」だった。大川容疑者とは食事会などを重ねていたといい、その手帳には「大川ほか」という記述があったという。

 関係者によると、大川、大沢両容疑者とも、昨年12月の大手4社への家宅捜索以降、特捜部の任意聴取は20回以上に及んだが、談合疑惑については「情報交換」だったとし、一貫して否認した。

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