2審も国に賠償命令 建設アスベスト訴訟

 建設現場でアスベスト(石綿)を吸って肺がんや中皮腫などになった首都圏の元労働者と遺族計354人が、国と建材メーカー42社に計約118億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(大段亨裁判長)は14日、国に賠償を命じた。メーカーの責任は認めなかった。

 全国各地で14件起こされている「建設アスベスト訴訟」の高裁判決は2件目。

 平成24年12月の1審東京地裁判決は「国の規制に不十分な点があった」と指摘。158人に計約10億6千万円を支払うよう国に命じた。メーカーについては、適切な警告表示を怠ったと認定したものの賠償責任は負わないとしていた。

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