受刑者脱走…尻尾つかませなかった3週間 空き家潜伏、海を泳ぎ、盗んだ身分証でネットカフェ

路上で警察官に取り押さえられる平尾龍磨容疑者(右から3人目) =4月30日午前、広島市南区 ※住民提供、画像の一部を加工しています

路上で警察官に取り押さえられる平尾龍磨容疑者(右から3人目) =4月30日午前、広島市南区 ※住民提供、画像の一部を加工しています

 空き家に身を隠して食料をあさり、海を泳いで本州に渡ると、盗んだとみられる身分証でインターネットカフェに潜んでいた-。約3週間ぶりに身柄を確保された平尾龍磨容疑者(27)。身柄を確保された後には「逃げるのはしんどかった」と話したという。

 平尾容疑者が潜伏していた向島は人口約2万2千人。面積約22平方キロメートルで多くが山林に覆われている。住宅地の中には相当数の空き家と別荘のような建物が混在。電気と水道が使用可能で、調度品もそろった状態の空き家もあり、身を隠すには好都合だったとみられる。

平尾龍磨容疑者が泳いで渡ったとされる尾道水道。右が向島、奥がしまなみ海道の新尾道大橋 =30日午後4時56分、広島県尾道市(本社ヘリから、永田直也撮影)

平尾龍磨容疑者が泳いで渡ったとされる尾道水道。右が向島、奥がしまなみ海道の新尾道大橋 =30日午後4時56分、広島県尾道市(本社ヘリから、永田直也撮影)

 広島、愛媛両県警によると、平尾容疑者は「向島で空き家に潜み、その場にあった食料品などを食べていた」と供述。向島が潜伏先と警察がにらんだ通りだったが、捜査員が大量投入されたにもかかわらず、尻尾をつかませなかった。

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