新潟女児殺害 遺体放置「空白の10分」 前の列車、異常なく通過

小2女児の遺体が見つかった現場周辺。右はJR越後線=8日午後7時21分、新潟市西区

小2女児の遺体が見つかった現場周辺。右はJR越後線=8日午後7時21分、新潟市西区

 新潟市西区の線路上で近くに住む小学2年の大桃珠生(たまき)ちゃん(7)が死亡しているのが見つかった事件は8日、何者かが別の場所で殺害後、線路上に放置するという残忍な手口をとった疑いが強まった。10分ほど前に現場を走行した列車は遺体を確認しておらず、この後に犯行が完遂された可能性が高い。新潟県警新潟西署捜査本部は、珠生ちゃんが下校の途中に事件に巻き込まれたとみて、目撃情報の収集などを進めている。

 捜査本部によると、珠生ちゃんがJR越後線の列車にひかれたのは、7日午後10時半ごろ。青山-小針間のほぼ中間に位置する地点だった。

 同線は単線の路線で、珠生ちゃんの遺体はレールとレールの間に横たわっている状態で発見された。7日の登校時と同じ服装で、下校途中に事件に巻き込まれた可能性が高い。未成年者誘拐や略取については、捜査幹部は「今後の捜査次第」とする。

 JR東日本新潟支社によると、珠生ちゃんをはねた車両は、新発田発内野行き普通列車(4両編成)で、600メートルほど先の小針駅へ到着する直前に事故が起きた。この列車の前には、逆方面に向かう列車が同10時19分に小針駅を発車し、現場を通過していたが、線路上では何も確認されていなかった。

 このため、捜査本部は運行間隔を縫う約10分の間に、遺体が線路上に運び込まれたとみている。

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