サングラスかけた黒服男、別時期にも暴行か 新潟女児殺害

 新潟市西区青山水道のJR越後線の線路で、近くに住む小学2年の大桃珠生(たまき)さん(7)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、事件当日の7日朝に大桃さんを追いかけた男に特徴がよく似た人物が、昨年9月にも現場周辺で目撃されていたことが10日、分かった。この人物は大桃さんとは別の女児の肩をつかむなどしていたといい、新潟県警新潟西署捜査本部が事件との関連を調べている。

 捜査関係者によると、昨年9月22日朝、同区小針の路上で、サングラスをかけた男がすれ違いざまに小学校に登校中の女児の肩をつかんだ。女児は逃げて無事だったという。男は30代くらいで身長約170センチ。黒い長袖の服にズボン姿で、野球帽をかぶっていた。

 事件をめぐっては、大桃さんが遺棄当日の今月7日朝、1人で登校途中に男に追いかけられたことを友人に告げていた。「黒い服を着て、サングラスをかけたおじさんだった」などと男の特徴を説明しており、昨年9月の不審者と特徴が合致していたという。

 県警によると、大桃さんが通っていた小針小のある西区では、昨年度の1年間に計8件の不審者情報を確認。不審者はいずれも男とみられ、「女児が腕をつかまれた」「刃物のようなものを持った男がいた」などの内容だった。このうち昨年9月には女児の肩をつかんだ男を含め、4件の不審者情報が集中していた。今年に入っても、4月に「女子中学生が40代くらいの男に追いかけられた」との情報が寄せられたという。

 一方、大桃さんの口周辺に押さえつけられたような形跡があったことも判明した。捜査本部は、何者かが学校から下校途中で友人と別れ、1人になった大桃さんの口をふさぐなどして連れ去った疑いがあるとみており、不審者情報との関連を捜査している。

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