新潟女児殺害 自宅前道路を1人で下校の目撃情報 防犯カメラなし、容疑者周到に準備で連れ去りか

 新潟市西区のJR越後線の線路で、近くに住む小学2年の大桃珠生(たまき)さん(7)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、大桃さんが事件当日の7日の下校時、線路沿いの自宅までの生活道路を1人で歩く姿が目撃されていたことが11日、分かった。大桃さんはその後、連れ去れたとみられる。生活道路には防犯カメラが設置されておらず新潟県警新潟西署捜査本部は容疑者が事前に下見をするなど周辺の状況を入念に確認していた可能性もあるとみている。

 捜査本部によると、大桃さんは7日午後3時ごろに数人の友人と一緒に下校した。コンビニストアや飲食チェーン店などがある幹線道路を進み、自宅から約300メートル離れたJR小針駅近くの踏切手前で別れ、1人になったとみられる。

 関係者によると、その後の目撃情報で、大桃さんは踏切をわたり、自宅に通じる生活道路に折れ、1人で歩いている姿が確認されたという。

 生活道路は住宅街に面し道幅は狭く、昼間でも人通りはまばら。さらに捜査本部が確認したところ、個人宅などを含めて防犯カメラは設置されていなかった。

 大桃さんは、自宅には帰っておらず、自宅のすぐそばで連れ去れた可能性が高い。捜査本部は容疑者が現場の状況を事前に把握、大桃さんが1人になった後で人目が付かない生活道路に入るのを待って犯行に及んだ可能性もあるとみて、不審者情報の洗い出しなどを進めている。

 事件をめぐっては、7日朝の登校途中、大桃さんが「黒い服を着たサングラスのおじさんに追い掛けられた」などと友人らに説明。また、大桃さんを追いかけたとされる黒い服の男の目撃情報は、昨年9月など別時期にも複数回、県警などに寄せられており、捜査本部が関連を調べている。

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