登下校時の子供の安全守るには 新潟女児殺害

 新潟市西区のJR越後線の線路で、近くに住む小学2年の大桃珠生(たまき)さん(7)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件では、登下校時に子供の安全はどう守ればいいのかが課題として浮上した。地域の見守りなどの対策強化が叫ばれるが、専門家は「子供自身が危険を察知し、対応する力を高めていく必要がある」と訴える。

 NPO法人「日本こどもの安全教育総合研究所」(東京都文京区)の全国調査によると、声かけやつきまといなどを受けた経験がある児童は約15%。うち約2割は「何も対応することができなかった」という。

 同研究所の宮田美恵子理事長は、子供自身が防犯力を高めることを提唱。外出前に防犯ブザーの作動を確認する▽大声で助けを求める意思表示をする▽ランドセルを捨て、身軽になって逃げる-ことなどを挙げる。

 また、宮田理事長は、子供の判断力を養う必要性も説く。「知っている人ならば安全」という図式は必ずしもあてはまらないとし、「『あっちへ行こう』などと場所の移動を求めてくるのは危険。面識の有無ではなく、相手の言動で判断できるように指導しないといけない」と話している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ