小2女児殺害 「深夜インターフォン」「児童尾行」 取材配慮をマスコミに要請

臨時保護者会後に報道陣の取材に応じる小針小学校の長谷川豊校長=12日、新潟市西区小針の同校(松崎翼撮影)

臨時保護者会後に報道陣の取材に応じる小針小学校の長谷川豊校長=12日、新潟市西区小針の同校(松崎翼撮影)

 新潟市西区のJR越後線の線路で、近くに住む市立小針小2年の大桃珠生(たまき)さん(7)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件取材をめぐり、市教育委員会がマスコミと住民の間で生じた軋轢(あつれき)払拭に苦慮している。取材を受け不快感を示す同小の保護者・児童の感情と、マスコミの「報道の自由」の両方に配慮しなければならないからだ。市教委は今後、同小のスクールカウンセラーを通じ、取材や事件に恐怖を抱いた児童の心のケアを充実させる。(太田泰)

小林遼容疑者(松本健吾撮影)

小林遼容疑者(松本健吾撮影)

 市教委によると、県警が殺人・死体遺棄事件と断定した8日以降、新聞やテレビの記者らが犯行現場や付近に住む同小の児童宅に殺到した。

 小針小や市教委学校支援課には保護者から不審者情報が複数寄せられたほか、「午前零時過ぎに、家のチャイムを鳴らして取材を求めたマスコミがいた」「児童を尾行して家に到着したら、インターフォンを鳴らして取材しようとしたマスコミがいた」「了解していないのに取材のためのマイクを向けられた」などの主張が31日までに寄せられた。また、「マスコミの取材を受けた児童から『大人が怖い』との訴えがあった」としている。

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