「紀州のドン・ファン」怪死のウラに暴力団の影… 覚醒剤の入手で暗躍か

 急死した「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(77)について、死因が急性循環不全だったことが分かった。和歌山県警は殺人容疑で関係先を捜索したが、捜査の重要なカギが遺体から検出された覚醒剤だ。入手ルートの解明が急がれるが、元麻薬Gメンは背後に暴力団など裏の世界の存在を指摘する。

 県警などによると、野崎さんは24日午後10時半ごろ、自宅寝室のソファで倒れているのを妻(22)が発見、その後死亡が確認された。遺体に外傷はなく、胃などから致死量に達する覚醒剤の成分が検出された。

 急性循環不全について山野医療専門学校副校長で医学博士の中原英臣氏は「一般的に『ショック』と呼ばれるもので、血圧が低下して血液が末梢(まっしょう)まで行かなくなるもの。心不全や敗血症、大量出血などが原因で起こる」と解説する。県警は死因と覚醒剤の関連を調べているが、「死因が急性循環不全とされるのは、(根本的な)原因が分かっていないと言っているに等しい」と付け加える。

 生前の野崎さんは、毎月病院で精密検査を受けるなど人一倍健康に留意していたことが知人らの証言で明らかになっている。

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