捜査関係者が口そろえ「こんな難事件はない」 「紀州のドン・ファン」急死に山積するナゾ

 「こんな難しい事件はない」。捜査経験者はこう口をそろえる。それはナゼなのか。

 「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の酒類販売会社社長、野崎幸助さん(77)が急死し、体内から覚醒剤成分が検出された事件。NHKまでが全国トップニュースで続報し、日本のあちらこちらでこの事件の推理に花が咲き、「一億総探偵化」しているのではないか。資産50億円、女性が好き、2月に結婚したばかりの22歳の若い妻…。ワイドショーが飛びつくのが当然のキーワードがこれでもかと並び、今にも事件が解決するかのようなブログも散見される。

 野崎さんが亡くなったのは、5月24日夜。体内から覚醒剤が検出されたと報じられたのは5月末。一人の中年の野次馬と化し、周囲に勝手な揣摩(しま)憶測を開陳していた。すると上司から「これ、やれよ」とまたしても急な命令が…。

 「じゃあ、和歌山に行かないといけませんね。奥さんは北海道の出身だから、一応行っておきますか」

 すると、よからぬ魂胆を疑ったか、K編集長が口を尖らせた。「そんなの、ダメに決まってるでしょ。全部、東京でやって。誰も真相に迫るなんて期待してないから…ねっ」

 リラックスさせようという心遣いなのか、バカにされているのか。多分、後者だろうな…。

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