男児ひき逃げで一部無罪 熊本地裁「認識なかった」

 無免許運転で当時4歳の男児をはね重傷を負わせて逃げたとして、道交法違反(ひき逃げ)などの罪に問われた契約社員の男性被告(33)=熊本県菊陽町=の判決で、熊本地裁は14日までに「人に衝突した認識があったと言い切れない」として、ひき逃げについて無罪とし、懲役6月(求刑懲役1年)を言い渡した。13日付。

 船戸宏之裁判官は判決理由で、実況見分と供述の整合性などを踏まえ「被告が人身事故を起こした認識があったと認めるには合理的な疑いが残る」と指摘。一方で「交通ルールを軽視しており、結果は重い」とした。

 判決によると、被告は平成28年9月、熊本市中央区の交差点付近で軽乗用車を無免許運転し、横断していた男児をはねて頭蓋骨骨折などの重傷を負わせた。

 熊本地検の江口昌英次席検事は「判決内容を確認し、適切に対応したい」とコメントした。

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