首都直下地震、備えは 交通まひ、外国人対応…都市型災害の課題

地震で伊丹空港行きのバスが運転を見合わせ、足止めとなる外国人観光客ら=18日午前8時54分、大阪市浪速区の南海難波駅前(頼光和弘撮影)

地震で伊丹空港行きのバスが運転を見合わせ、足止めとなる外国人観光客ら=18日午前8時54分、大阪市浪速区の南海難波駅前(頼光和弘撮影)

 大阪北部地震は通勤時間帯を直撃し、「都市型災害」で最大の課題の一つとされる交通まひの問題が生じた。首都直下地震の発生が予想される首都圏周辺の各地にとっても懸念材料。2020年東京五輪・パラリンピック開催を控え、増加が続く外国人旅行客への対応も急務で、早急な対策が求められている。

地震で隆起した道路=18日午前11時25分、大阪府高槻市(沢野貴信撮影)

地震で隆起した道路=18日午前11時25分、大阪府高槻市(沢野貴信撮影)

 「何が起こったのか分からず戸惑っている。こんな大きな地震は経験したことがなくて不安だ」。大阪の繁華街にある大手百貨店で臨時休業の張り紙を前に列をなす外国人観光客ら。中国から友人と来たチャン・モンさん(25)も、心配そうに辺りを見回した。

地震の影響で傾いた阪急茨木市駅ホームの電光掲示板 =18日午前、大阪府茨木市(近隣住民提供)

地震の影響で傾いた阪急茨木市駅ホームの電光掲示板 =18日午前、大阪府茨木市(近隣住民提供)

 東京でも大きな地震が起きれば、このように外国人が右往左往する光景が想定される。都内有数の観光地、上野では今年2月、都などが近隣の日本語学校に通う外国人も交え、帰宅困難者対策への訓練を実施。災害発生時の対応を確認した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ