大阪北部地震 入院患者転送、外来受け入れ停止…医療機関も深刻な影響

 大阪府北部で震度6弱を観測した地震では、医療機関にも深刻な影響が出た。

 同府吹田市の国立循環器病研究センターによると、屋上に設置されている2つの貯水槽のうちの1つが破損。9、10階の東西病棟と8階の西病棟が水浸しとなり、入院患者が一時避難するなど混乱が広がった。大規模な断水が続いており、外来診療や患者の受け入れ、手術などの医療行為ができなくなったという。

 このため、センターは18日夕方までに入院患者452人のうち40人を他の病院に転送。生まれたばかりの乳児や妊婦、人工透析が必要な患者など緊急度が高い患者を優先的に運んだ。患者の容体に変化はなかったという。

 センターには引き続き自主的に退院した154人を除く258人の患者が入院しているが、非常食は19日の朝食までしかなく、明日の昼食以降はケータリングの弁当で対応する。現在は自衛隊の災害派遣部隊の給水支援を受けて医療行為を続けているという。

 センターでは一時、電気やガスも遮断されたが、電気は午前11時10分ごろ、ガスは午後2時ごろに復旧した。19日も外来診療や手術は取りやめる。

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