大阪北部地震 余震怖い、雨で土砂崩れの恐れも…避難所で、自宅で不安な朝 鉄道の乱れも続き疲労感

 震源に近い地域では、施設の安全確認などのため休業する店舗も出ている。JR高槻駅前にある西武高槻店は18日に引き続き休業。ローソンは高槻市内の4店舗のうち3店舗で再開したが、ビルテナントとして入る1店舗が休業している。

 これに対し、スーパーの平和堂は18日休業した高槻、茨木、寝屋川などの6店舗の営業を再開。松坂屋高槻店は開店時間を30分遅らせ、10時半に開店した。

 JR高槻駅近くのスーパーで子供とともにペットボトルの入った段ボールを抱えていた主婦(44)は、「また大きな地震が来る可能性もある。買えるときに買わないと」と、足早に帰路についた。

 平常運転に戻る見込みだった鉄道も、安全確認のためJR東海道線が京都-吹田間で普通電車の運転を一時見合わせるなど、19日も朝からダイヤが乱れた。

 通勤でJR高槻駅を利用している神戸市の会社員、小池敦資さん(36)は、「車内で缶詰めになり、駅に着くまでに3時間もかかった」と疲れた表情。別の男性会社員(50)は、「あれだけ大きな地震だからトラブルが出るのも仕方がない」とあきらめ顔だった。

 一方、高槻市立寿栄(じゅえい)小前に設置された献花台には、プールサイドのブロック塀の下敷きになり亡くなった同小4年、三宅璃奈(りな)さん(9)の死を悼む人々が訪れ、花や菓子などを手向けた。同小の卒業生で飲食店従業員、友重建造さん(28)は「これからやりたいことがいっぱいあっただろうに、やるせない」と肩を落とした。

 ブロック塀の倒壊を受けて、林芳正文部科学相は19日、寿栄小に専門家らを派遣して、原因究明を行うことを明らかにした。

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