大阪北部地震 住宅造成地に多い地震後の土砂災害 地滑り、液状化…阪神・熊本でも被害

 気象庁は大阪北部地震による地盤の緩みと、大雨の影響で土砂災害に警戒を呼び掛けたが、特に住宅造成地の多い大阪府北部で被害が発生しやすい。平成7年の阪神大震災や23年の東日本大震災でも土砂災害の被害がみられ、専門家は住宅の点検や積極的な避難を呼びかけている。

 大阪府の北部や泉北ニュータウン、阪神間の住宅造成地では人工的に丘陵(きゅうりょう)地を削ったり、盛り土をしたりした場所が多い。こうした住宅造成地では震度6以上の地震で地滑(じすべ)り、液状化などによる被害が起きやすくなる。

 京都大防災研究所斜面災害研究センターの釜井俊孝教授らの調査によると、阪神大震災では200カ所以上の住宅造成地で被害があり、兵庫県西宮市では地滑りで住民34人が犠牲となった。東日本大震災では、宮城と福島の住宅造成地計51カ所で地滑りを確認した。

 国土交通省の調査では、東日本大震災の被災地で居住困難とされた宅地1450件のうち半数以上が仙台市で、住宅造成地が多かった。

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