大阪北部地震 献花台に花手向け登校、集会で涙流す児童も

 地震から4日目の授業再開に明るい笑顔を見せる一方、全校集会で「不安な思いを我慢しないで」と語り掛けられると涙を流す児童もいた。大阪府北部地震によるブロック塀倒壊で小学4年の三宅璃奈さん(9)が犠牲となった大阪府高槻市立寿栄小。21日、保護者に付き添われて集団登校した約300人の児童の中には献花台に花を手向ける男児の姿もあった。

 「おはようございます」。午前8時すぎ、ランドセルを背負った児童が次々と校門に入り、校舎の前で出迎えた田中良美校長や浜田剛史市長らに元気な声であいさつした。

 多くは友人と談笑し、喜んでいる様子だったが、倒れたブロック塀をじっと見つめる子どももいた。

 市によると、全校集会では田中校長が「本当に悲しくて、時間を巻き戻したい思いです」「友達にいつも囲まれ、楽しそうな姿が忘れられません」と語り、黙とうした。「怖い気持ち、不安な思いは我慢しないで先生たちに話して」との言葉を真剣な表情で聞き、10人ほどの児童は涙を流していたという。

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