オウム死刑執行 木村晋介弁護士「ひかりの輪、アレフが残っており、事件は終わっていない」

 殺害された坂本堤弁護士の先輩で、サリン事件被害者支援のNPO法人「リカバリー・サポート・センター」代表、木村晋介弁護士(73)は「被害者の代表の立場から(執行は)長く待たされたが、これで区切りができた。同時に、このことで一連の事件が終わったと社会が動くことを恐れている。ひかりの輪、アレフなどが残っており、事件は終わっていない」と語る。

 また、木村弁護士は「なぜ純真な学生たちがオウムにコントロールされたのかも、まだ分からない」とし「オウム事件の後に生まれた今の若い人たちは事件を知らないが、自分たちもいつ加害者になるか分からない。そうしたことを心に留めておいてほしい」と訴えた。

 木村弁護士は、平成元年に行方不明となり6年後に遺体で見つかった坂本弁護士と教団批判を始め、ラジオ番組へ一緒に出演するなどした。2人を名指しで非難したビラが横浜市内でまかれたり、脅迫電話が相次いだりした。

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