オウム死刑執行 「前代未聞の犯罪。死刑は当然」長野・松本で教団用地明け渡し訴訟の弁護士

 オウム真理教事件で麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(63)の死刑が執行されたことを受け、松本サリン事件の発端とされる長野県松本市の教団用地をめぐり、土地明け渡し訴訟を担当した山内道生弁護士(71)は6日、同市内で記者会見した。死刑執行について「日本の犯罪史上、前代未聞の犯罪だった。死刑執行は当然でやむを得ない」と述べた。

 会見では、麻原死刑囚は裁判で、動機などについて真相を説明していないと指摘。「真相解明が不十分。極めて残念だ」と述べた。今後の再発防止策としては、「政府がカルト集団への対応策を作るべき。民間や個人の思いつきではできない」との考えを示した。

 山内氏は、平成元年にオウム真理教によって殺害された坂本堤弁護士と同じ「横浜法律事務所」に勤めていた。同時期に勤務したことはなかったが、坂本さんとは事件の発生以前に会ったことがあるといい、「教養性が高く、スケールの大きい弁護士になると思っていた。こんな事件に巻き込まれて無念だっただろう。死刑執行を聞いたら、『当たり前でしょう』と言うに違いない」などと語った。

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