西日本豪雨 死者65人に、岡山・倉敷で千人超孤立

 活発な梅雨前線による西日本豪雨で8日、被害の大きい岡山、広島、愛媛の各県などでは警察や自衛隊が安否不明者の捜索を続けた。京都府と高知県で初めて犠牲者が確認され、死者は計65人となった。気象庁は、岐阜県に加え愛媛、高知両県に大雨の特別警報を出し、土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 岡山県倉敷市真備町地区では、川の堤防決壊で広範囲が水没。同県などによると、8日午前の時点で千人以上が病院や建物の屋上などに取り残され、孤立状態にあり、ヘリコプターやボートでの救助が続けられた。

 政府は8日、災害対策基本法に基づき、非常災害対策本部を設置。安倍晋三首相は「機動的に態勢を強化し、救命救助や避難の誘導に全力で当たってもらいたい」と指示した。

 総務省消防庁などによると、同日午前の時点で安否不明者は40人以上。北陸から九州にかけての23府県で計約190万世帯、約430万人に避難指示・勧告が出ている。

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