西日本豪雨 死者67人 岡山・倉敷で依然、千人超孤立

 活発な梅雨前線による西日本豪雨で8日、被害の大きい岡山、広島、愛媛の各県などでは警察や自衛隊が安否不明者の捜索を続けた。京都府と岐阜、高知両県で初めて犠牲者が確認され、死者は計67人となった。気象庁は、岐阜県に加え愛媛、高知両県に大雨の特別警報を出し、土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 岡山県倉敷市真備町地区では、川の堤防決壊で広範囲が水没。同県などによると、8日午前の時点で千人以上が病院や建物の屋上などに取り残され、孤立状態にあり、ヘリコプターやボートでの救助が続けられた。

 総務省消防庁などによると、同日午前の時点で安否不明者は40人以上。北陸から九州にかけての23府県で計約190万世帯、約430万人に避難指示・勧告が出ている。

 愛媛県宇和島市などでは、土砂崩れで道路が寸断された影響で一部の集落が孤立。京都府警によると、大雨により京都府綾部市で住宅2棟が倒壊した現場で心肺停止状態で見つかった男女2人が死亡した。高知県大月町でも崩壊した住宅で女性1人が死亡した。

 5日以降の各府県まとめでは、死者は広島28人、愛媛18人、岡山10人、山口3人、京都2人、岐阜、滋賀、大阪、兵庫、高知、福岡で各1人。

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