西日本豪雨、生存率下がる「72時間」経過 岡山・広島で不明数十人、捜索に全力

 西日本豪雨の被災地では10日、数十人の安否不明者がいる岡山、広島両県を中心に、警察や消防、自衛隊などの関係機関が捜索に全力を挙げた。死者は12府県で計126人に上っており、生存率が大きく下がるとされる「発生後72時間」は既に経過している。

 各地で土砂崩れや浸水被害が発生したのは、主に6日午後~7日未明。岡山県倉敷市では真備町地区を中心に、川の堤防が決壊し浸水した家屋が推計約4600戸に上っており、二十数人が犠牲になるなど甚大な被害が出ている。家屋に取り残された人がいないかどうかを確認したり、排水が終わっていない浸水地帯を調べたりした。

 大規模な土砂災害が起きた広島市安芸区や広島県呉市、同県熊野町などでも所在が分からなくなっている人が複数おり、捜索を続けている。

 総務省消防庁によると、災害時に応援に駆け付ける「緊急消防援助隊」が愛知県や大阪府、滋賀県、奈良県などから相次いで被災地入りした。

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