西日本豪雨 被災地支援で予備費支出へ 安倍首相が表明 物資輸送を緊急車両扱いも

 行方不明者の捜索が続く広島県熊野町の土砂崩れ現場=10日午前8時53分

 行方不明者の捜索が続く広島県熊野町の土砂崩れ現場=10日午前8時53分

 安倍晋三首相は10日、首相官邸で開いた西日本豪雨の「非常災害対策本部会議」で、平成30年度予算の予備費を活用し、被災地からの要請を待たずに食料やクーラーなどの物資を送る「プッシュ型支援」を強化するよう指示した。また、各省庁の事務次官級で構成する「被災者生活支援チーム」の初会合を開催。被災者の生活支援に取り組む。

土砂崩れが発生した広島県熊野町の現場では、行方が分からない人たちの捜索作業が続いた=9日午後(本社ヘリから、鳥越瑞絵撮影)

土砂崩れが発生した広島県熊野町の現場では、行方が分からない人たちの捜索作業が続いた=9日午後(本社ヘリから、鳥越瑞絵撮影)

 安倍首相は対策本部会議で「被災自治体としっかり連携し、被災地のニーズを迅速に、きめ細かく把握し、対応に万全を期してほしい」と述べた。予備費はまず約20億円を充てる。

 首相は9日に現地視察した小此木八郎防災担当相の報告を踏まえ、道路の復旧を加速させるとともに、コンビニエンスストアなどへの物資輸送車両を緊急車両として扱う考えを示した。広範囲で断水が起きており、水道の早期復旧も急ぐ。

 支援チームは生活支援物資の供給や被災自治体への職員派遣、仮設住宅の確保などを進める。

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