オウム死刑執行 麻原元死刑囚の遺骨 四女が引き取り意向も専門家は事件を懸念

 ただ、麻原元死刑囚が執行直前に自身の遺体の引き取り先に四女を指定したことに対し、妻と三女らが上川陽子法相らに遺体の引き渡しを求める事態に発展。妻らがアレフと関係している可能性もあるとみて、公安当局も動向を注視し、警戒を強めている。

 カルト宗教に関する裁判を手がけた江川剛(ごう)弁護士は「遺骨の引き渡しを求める活動自体が後継団体の活動を盛り上げることになりかねない」と指摘する。宗教学者の島田裕巳氏は「宗教家の遺骨は強い力を持っている。遺骨の行き先が今後最大の焦点」とみる。

 三女(35)は9日、自身のブログで「父が東京拘置所の職員と意思疎通ができなかったという客観的な事実からも、作られた話ではないかと感じております」と疑問を呈した。

 ただ、拘置所の医師は「意思疎通は会話面では不良であるが、こちらの話は理解していると考えられる」と診断。法務省も執行には問題ないと判断した。

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