ギリシャの山火事、死者76人に 不明100人か、捜索続く

 ギリシャ首都アテネ近郊で23日に起きた山林火災の死者は24日、少なくとも76人、負傷者は187人に達した。死者には赤ちゃんが含まれ、負傷者のうち23人は子供だったという。行方不明者が100人に上るとの情報もあり、死傷者はさらに増える恐れがある。

 政府は非常事態を宣言した。チプラス首相は「言葉では言い表せない悲劇だ」と述べ、国家として3日間の喪に服すると表明した。チプラス氏は国際社会に支援を要請、スペインやイタリア、クロアチアなどが支援を表明した。

 火災はアテネの東にあるマティのほか西のキネタなど十数カ所で発生。一部では消火活動が続いている。マティでは当局による避難指示が遅れたために被害が拡大したとの批判も出ている。

 出火原因は不明だが、ギリシャでは夏の熱波により山林火災がよく起き、最近も気温40度を超える地域が出るなど猛暑が続いていた。政府高官は放火の可能性も指摘、当局は原因究明を本格化させる。(共同)

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