西日本豪雨 広島・宮島の花火大会の中止発表 鉄道寸断、苦渋の決断

 広島県廿日市市は25日、世界遺産・厳島神社がある宮島で毎年8月に開催され、夏の風物詩として親しまれている「宮島水中花火大会」の中止が決まったと発表した。西日本豪雨の影響で列車の増発ができず、来場客の交通手段の確保が難しいため。猛暑にも配慮した。

 花火大会は、沖合の船から瀬戸内海に打ち込まれる「水中花火」で知られ、島外からの来場客を含め、毎年約30万人が訪れる。今年は8月25日に開催予定だった。

 大会の実行委員会によると、例年は宮島口駅を通るJR山陽線で臨時列車を運転していたが、今年は豪雨の影響で広島県内各地の線路が寸断され、臨時列車を運行できなくなった。

 担当者は「復興の象徴にしようと直前まで開催を考えたが、来場者の安全を最優先に考えた結果だ」と語った。

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