文科省汚職 文科省エース、相次ぐ転落 大きな衝撃「役所は崩壊寸前」

 文科省幹部の不祥事では、昭和63年に発覚したリクルート事件で前文部事務次官が起訴されたほか、平成20年にも国立大学の文教施設整備をめぐり、現金を受け取った前文教施設企画部長が起訴されている。昨年に表面化した違法な組織的天下り斡旋(あっせん)問題では40人以上の職員が処分され、順法精神の欠如が露呈した。

 組織の再建途上で明らかになった汚職事件を受け、25日には若手と中堅職員の有志が次官らに改革に向けた異例の申し入れを行ったばかりだった。

 有志の一人は「せっかく腹を固めて組織立て直しの文書を手渡したばかりなのに…。仕事をする気持ちがなくなる」と憤った。

 相次ぐ幹部の逮捕に、林芳正文科相も苦渋の色をみせた。省内で報道陣に対し「信頼回復は難しい状況だ。地道に一つ一つ回復していく努力を続けたい」とし、自身の監督責任については「まずはこの事態にしっかりと対応していくことが大事だ」と述べるにとどめた。

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