「異例の猛暑」が招く「異例の大雨」 浸水被害の危険性も

 記録的な猛暑となっている今年の夏。暑さに苦しまされるのは昼間だけではない。太陽が沈んだあとも地獄のように寝苦しい「熱帯夜」が続くと予想する。気象予報会社「ウェザーマップ」会長で、気象予報士の森田正光さんはこう話す。

 「一般のかたは最高気温に目を奪われがちですが、気象の専門家は最低気温の高さに注目します。最低気温が25℃以上の日を熱帯夜と呼びますが、近年では27℃オーバーが当たり前になり、今年は私が『地獄夜』と呼ぶ、熱中症の危険が迫る28℃以上の夜さえ珍しくなさそうです。

 毎年毎年、どんどん寝苦しくなると感じている人は多いと思いますが、その感覚はデータ上でも正しい。50年ほど前は25℃以上になる熱帯夜が数日あるかないかだったのに、近年では50日を超える年も出てきています」

 実際、2013年には東京の最低気温が30.4℃までしか下がらない“超熱帯夜”の記録も残っている。

 猛暑の恐ろしさは高温そのものだけではない。さまざまな異常気象を引き起こす原因になるという。

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