都賀川水難事故きょう10年 拡声器新設、避難呼びかけ 兵庫県

 平成20年7月に神戸市灘区の都賀川が集中豪雨で増水し、児童ら5人が流され死亡した事故から28日で10年。兵庫県は、大雨洪水注意報が発令されると自動で避難を呼びかける拡声器を都賀川沿いに新設するなど、避難情報の発信に向け整備を進めている。

 都賀川の水難事故では局地的な豪雨により、大雨洪水警報が発令。10分間で約1・3メートルの水位が上昇し、川の遊歩道にいた児童らが流されて犠牲になった。

 事故後、県は管理河川の安全対策を進め、10年間で水位を監視するカメラを19台から134台に、大雨洪水注意報が発令されると作動する回転灯を7台から125台に増設。事故前にいずれもゼロだった都賀川でもカメラ6台、回転灯14台が整備された。

 都賀川では事故10年に合わせ、「急に川の水が増えることがあります。早く川から上がりましょう」と音声が流れる拡声器2台を新設した。8月中旬以降、試験的に稼働させ、効果が分かればほかの川にも導入することも検討する。

 また、西日本豪雨では、インターネットで配信している川の監視カメラのライブ映像が、アクセス殺到で閲覧しにくい状況が起きた。これまでは規定アクセスを超えた場合のみ、大手ポータルサイト「ヤフー」のコピーサイトでも見られる仕組みだったが、今後は県からの要請でアクセスできるよう改善を進める。

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