西日本豪雨 日本語メール理解できず警告音は「なんだか怖い音」…外国人実習生、一時土砂に

 西日本豪雨による被害を受けた広島市安佐北区で、インドネシア人技能実習生4人が住んでいた会社の寮が土砂崩れで倒壊、うち1人は一時閉じ込められた。警告音とともに避難を呼び掛けるメールは日本語で内容を理解できずとどまっていた。国や自治体は災害時に必要な情報が外国人にも届くよう取り組むが、なお課題を残している。

 ヘリー・サフ・ブディヤントさん(25)やアリフ・ヒダヤットさん(23)らは7月6日午後5時ごろ仕事を終え、雨脚が強まる中、寮に戻った。午後8時前後、2人のスマートフォンから「聞いたことがなく、なんだか怖い音」(ヘリーさん)が鳴り響いた。

 午後7時40分の大雨特別警報発表を受け、広島市は午後8時2分、安佐北区を対象とする避難指示を緊急速報メールで流していた。これを受け取ったとみられるが、漢字が多く、内容は分からなかった。

 その後水が引き4人は土砂を外に運んで就寝。だが7日午前3時半ごろ、「ドドド」とヘリコプターが通り過ぎるような音が聞こえた直後、寮が大きく揺れて倒壊、ヘリーさんら3人はかろうじて逃げ出した。

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