西日本豪雨 「平成最悪」被害広域に 6日で1カ月 なお3600人が避難

 活発な梅雨前線による記録的な大雨で、西日本に土砂災害や浸水などの甚大な被害が発生してから6日で1カ月になる。警察庁によると、被災地での死者は岡山、広島、愛媛3県を中心に15府県で225人に上り、平成で最悪の豪雨災害となった。

 共同通信のまとめでは、4府県で11人が行方不明。死者・不明者がいる16府県では、総務省消防庁の集計で1万棟以上の住宅が全半壊し、計3万3千棟以上が床上・床下浸水した。重軽傷者は約350人。被害が大きかった3県では3日時点でなお計約3600人が避難所に身を寄せている。

 死者が113人と最多の広島県では、県の調べによると、20市町で計500カ所以上の土砂災害が起きたと確認された。

 岡山県倉敷市真備町地区では、広範囲が浸水した結果、同県での死者61人のうち51人が犠牲になった。26人が死亡した愛媛県では肱川がダムの大量放流後に氾濫。大洲、西予両市では住宅が浸水するなどして9人が亡くなった。

 被災地には全国や地元から多くのボランティアが入り、猛暑が続く中、土砂や家財道具の運び出しなどに汗を流した。全国社会福祉協議会によると、8月3日までに12府県でボランティア13万人以上が活動した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ