西日本豪雨 災害1カ月、不明者依然11人 4府県で捜索、河川や海へ範囲拡大

 西日本豪雨で最初の大雨特別警報が出されてから6日で1カ月。警察庁によると、被災地での死者は225人に上り、まとめでは、広島、岡山、愛媛、大阪の4府県では11人の行方が今なお分かっていない。猛暑が続く中、警察や消防などは範囲を広げて捜索活動を続けている。

 広島県内の行方不明者は6人。広島市安芸区の11歳と6歳の姉妹は家族と車で移動中、車ごと川に転落した。安芸高田市の70代女性や東広島市の40代男性も、車で移動中に濁流にのまれたとみられる。呉市の70代女性は避難中、路上にあふれた水に流され、坂町の40代女性も川の増水により流されたという。

 岡山県内の不明者は3人。建部光明さん(66)=高梁市=の自宅周辺は土砂崩れが発生し、水路があふれた状態だったといい、巻き込まれた可能性がある。室広明さん(69)=新見市=は、犬の散歩に出たまま帰宅せず、内田篤次郎さん(68)=鏡野町=も、川岸の草刈りに行くと家族に言い、自宅を出たという。ともに川の近くにいて流されたとみられる。

 愛媛県鬼北町の女性(90)も、自宅近くの川に流された可能性があり、県警が捜索している。

 また、大阪府では、堺市美原区の70代男性が田畑の様子を見に行ったまま帰宅しておらず、近くの用水路に流されたとみられる。

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