「体にこたえる」…温泉客もうだる暑さ、41度観測した岐阜・下呂

 国内2位タイの41・0度を記録した岐阜県下呂市では6日午後、涼を求めて訪れた温泉街の予想を超える暑さに観光客から「体にこたえる」との悲鳴が上がった。例年8月の平均最高気温は31度前後だが、今年は猛暑日が7月から続き客離れを心配する宿泊業者もあった。

 大阪府高槻市の無職八幡加代子さん(77)は「蒸し暑くてもう歩けない。飛騨牛を食べに行く予定だったけれど諦めた」と扇子で顔をあおぎ疲れた表情。名古屋市の会社員山口昭徳さん(50)は「名古屋より涼しいと思って来たのにこんなに暑いとは」と苦笑いした。

 下呂市では7月、西日本豪雨の影響でJR高山線が一部で運転を見合わせ、下呂温泉のキャンセルが相次いだ。今月11日に一部再開のめどが立っただけに、猛暑による新たな観光客減が懸念される。「下呂ロイヤルホテル雅亭」の山岸政雄会長(73)は「日中は歩いている人がほとんどいなかった。豪雨で人足が遠のいているのにさらに影響が出ないといいが」と心配そうだった。

 市環境課の担当者は「予想外の暑さに慌てふためいているのが実情。対応が追いついていない」と話した。

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