石綿関連文書50件を誤廃棄 兵庫労働局

 兵庫労働局(神戸市中央区)は10日、県内のアスベスト(石綿)関連企業に関する調査内容などをまとめた行政文書50件を誤って廃棄していたと発表した。内規で保存が義務付けられていた。文書の電子データは残っているため、石綿健康被害の労災請求や労災認定などの手続きに支障はないという。

 兵庫労働局によると、他の労働局で石綿関連文書の誤廃棄が発覚したことから、厚生労働省が今年5月、文書の保存状況の確認を全国の労働局に指示。兵庫労働局で確認したところ、石綿関連の文書全183件のうち50件について、廃棄予定だった別の行政文書とともに誤廃棄したことが発覚したという。

 これらの文書には、県内の労働基準監督署が石綿関連企業を対象に行った調査や指導内容などが記載されていた。いずれも文書保存に関する内規で永年保存が義務付けられていた。

 同労働局は「二度と誤廃棄が生じないよう文書の確認を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

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