富田林脱走 接見室のアクリル板ねじ固定せず 衝撃で湾曲、外れる恐れのある設計

 大阪府警富田林署から勾留中の無職樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件で、接見室の隔離用のアクリル板はねじで固定されず、強い衝撃を受けて湾曲すれば外れる恐れがある設計だったことが15日、府警への取材で分かった。外れたアクリル板には、樋田容疑者が蹴ったとみられる足跡が残っており、府警は設置状況に問題があったとみて調べる。

 府警によると、接見室にはアクリル板が3枚並べて設置され、このうち真ん中の縦70センチ、横97センチ、厚さ1センチの1枚が金属製の枠から外れていた。アクリル板と枠の隙間は樹脂で埋められていた。

 署によっては、弁護士側からねじで固定されているが、富田林署は枠にはめ込んだだけだった。枠の溝が浅く、強い力が加わって湾曲し、外れた可能性がある。留置管理課は「溝の深さは調査中」としている。

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