台風21号 最大の備えは「自助」 暴風雨強まる前に避難急いで

 「ベランダにある物を片付け、不要不急の外出を控えてほしい」。気象庁の黒良(くろら)龍太主任予報官は3日の臨時会見で注意を呼びかけた。最大風速40メートルを超えると、屋外の行動は極めて危険になる。電柱やブロック塀が倒壊、走行中のトラックも横転する可能性があるためだ。

 避難する際も注意が必要になる。風速25メートル以上になると、歩行が難しくなり、飛んできた物で負傷する恐れがある。雨を伴うと足を取られたりする恐れも出てくる。浸水した場合、避難しようとしてもドアが開かない可能性があり、NPO法人「日本防災士会」(東京)の甘中(かんなか)繁雄事務局長は「最大の備えは『自助』だが、早めの避難が肝心」と強調する。

 雨や風の音で防災放送が聞こえない場合も想定され、テレビやインターネットのほか、停電時にはラジオの活用を呼びかける。

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