台風21号 大阪・ミナミの中心部でも被害相次ぐ

 台風が上陸した4日、大阪中心部の繁華街・ミナミの商店街でも、強風による被害が相次いだ。大阪市中央区の道具屋筋商店街では、アーケードの看板がはがれ落ちたり、店舗のテントが損傷したりするなどし、一時規制線が張られるなど、物々しい雰囲気に。人々は「すごい風だった」と青ざめた。

 強風でテントが損壊した土産物店の男性店主(69)は、「50年以上この場所で商売をしているが、こんな大きな被害が出たのは初めて。早めに店じまいをして備えていたつもりだったが、予想以上の強風で驚いた」と振り返った。

 普段は多くの乗客が行き交う南海なんば駅(同区)周辺でも、強風で街路樹がなぎ倒されたほか、商業施設「なんばマルイ」の外壁が一部損傷するなどした。

 ミナミを代表する繁華街がある道頓堀でも、飲食店の看板などが飛ばされ、店主らが後片付けに追われた。飲食店を営む宮本康治さん(68)は「今日は店の片付けがあるので営業できない。大阪でここまで台風の被害が出るとは夢にも思わなかった」と話した。

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