台風21号 倒木など相次ぎ、復旧作業に追われる天王寺動物園

台風21号の影響で、大量の枝が散乱したホッキョクグマ舎=5日、大阪市の天王寺動物園

台風21号の影響で、大量の枝が散乱したホッキョクグマ舎=5日、大阪市の天王寺動物園

 大阪市の天王寺動物園は、台風21号により深刻な被害を受けた。倒木で展示スペースが壊れるなどし、7日までの臨時休園を決定。週末の8日の再開に向け、作業員が復旧作業に追われている。閉園中に狭い飼育舎で過ごす動物たちのストレスも懸念される。

 台風が接近した4日は休園。目玉のホッキョクグマ(シロクマ)舎の北極をイメージした岩肌の展示スペースには、強風で5メートルほどの高さの木が倒れ込んだ。枝も大量に散乱し、クマは展示場に出られなくなった。

 多くの大木を配置し、現地の環境を再現した「生態的展示」で人気を集めるアフリカサバンナゾーンでも、あちこちで倒木が見学ルートをふさいだ。5日は作業員がチェーンソーで倒木を切断する作業をし、ライオンやキリン、シマウマなどは飼育舎にとどまった。

 担当者は「展示スペースが使えないことで生活習慣が変わり、動物がストレスをため、食欲不振や多動といった症状が出ないか心配だ」と話す。

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