台風21号 高野山では複数の重文が被害に

 台風21号の影響で、和歌山県高野町の高野山では奥の院の弘法大師御廟近くの「奥院経蔵」など複数の国重要文化財が破損していたことが新たに分かった。また、8月の台風20号の影響で倒れた杉の大木を撤去する作業が6日、始まった。

 高野山文化財保存会や町教委によると、「奥院経蔵」が屋根の軒先の鉄板を破損。「上杉謙信霊屋(たまや)」は、檜皮葺き屋根の背面の一部がへこんだ。また、壇上伽藍内の「山王院本殿」のうち、丹生明神社の屋根の部材が折れたほか、「大門」では2階の扉が落ちた。高野山霊宝館の「宝蔵」(国登録有形文化財)では屋根が破損した。

 この日の大木の撤去作業では、作業員らが倒木をチェーンソーで切ってクレーン車でつり上げ、トラックに積んでいった。

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