北海道震度7地震 死者35人、心肺停止2人に 電力は99%復旧、なお計画停電検討

 最大震度7を観測した地震で北海道は8日夜、道内の死者が35人、心肺停止が2人、安否不明は厚真(あつま)町の3人になったと発表した。9日未明で生存率が大幅に下がるとされる発生後72時間。道警と自衛隊は大規模な土砂崩れが起きた厚真町の複数地区を夜通しの構えで捜索した。

 北海道電力によると、一時約295万戸に上った道内の停電は2千戸以下に減り、99%超が復旧した。真弓明彦社長は8日夜の記者会見で、需要ピーク時の供給力不足を想定し計画停電を検討していると明らかにした。

 発生から初の週末を迎えた札幌市では電力復旧に伴い、百貨店などの商業施設が営業を再開したが、同市を中心に約4千人が避難し、厚真町などで断水が続いた。

 道警や自衛隊などは厚真町の山腹を中心に重機やスコップを使い、土砂やがれきを取り除いた。捜索で発見された住民は心肺停止で、多くは土砂に埋もれていた。

 北海道によると、死者は厚真町31人、札幌市、苫小牧市、むかわ町、新ひだか町で各1人。

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