台風21号 関空第1ターミナルあす再開 A滑走路使わず

 関西空港を運営する関西エアポートの山谷佳之社長は13日、同社で記者会見し、台風21号で浸水し閉鎖が続いていた第1ターミナルビルの南側エリアの運用を14日に再開すると発表した。被災前の34%に当たる国際線98便、国内線38便の運航を予定している。同様に浸水したA滑走路は復旧しているものの離着陸は基本的に17日以降で、14~16日はB滑走路を使用する。

 同社によると、A滑走路の使用見送りは、関空と対岸を自動車専用道路や鉄道で結び、破損した連絡橋の復旧作業のために付近に停泊しているクレーン船の影響という。

 第1ターミナルを拠点とする航空会社の機体は、連絡通路で第2ターミナルとの間を移動、B滑走路で離着陸する。同社は管制の指示があればA滑走路使用もあり得るとしている。

 関空は4日の高潮で第1ターミナルビルやA滑走路などが広範囲に浸水し、電源設備や機材が損傷。排水機能も停止したため復旧作業が難航し、閉鎖が継続していた。山谷社長は「第1ターミナルの約50%の機能回復が見込まれる」と述べた。

 浸水被害を免れた第2ターミナルで7日以降、一部の国内線と国際線の運航を再開したが、第1ターミナルを拠点とする航空会社が大半を占めており、運航は大きく制限されていた。

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