「二度と起こらぬよう」和歌山、紀伊半島豪雨7年で慰霊祭

 和歌山、奈良、三重の3県で死者・行方不明者が88人に上った平成23年の紀伊半島豪雨から7年となったことを受け、和歌山県那智勝浦町で16日、慰霊祭が行われた。遺族らは「二度と悲惨な災害が起こらないように」と祈り、犠牲者を追悼した。慰霊祭は4日の予定だったが、台風21号の影響で延期されていた。

 遺族会主催の慰霊祭には約30人が参加し、大規模な土石流が発生した午前1時に合わせ黙祷。紀伊半島豪雨の記念碑の前に並べられた同町の死者・行方不明者数と同じ29個のろうそくをともした。

 岩渕三千生さん(57)は父の三邦さん=当時(76)=とおいの紘明さん=同(15)=を亡くした。「時間は止まっていて、7年間同じ気持ちでいる」と遺族の思いを吐露した。町主催の慰霊祭も同じ場所であり、午前10時にサイレンが鳴ると、100人を超える参加者が黙祷。その後、記念碑に花を手向けた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ