台風24号、関空は厳戒態勢 浸水対策や食料備蓄

 30日に西日本に接近、上陸する見通しとなった大型で非常に強い台風24号。今月上旬、近畿地方を中心に猛威を振るった台風21号の高潮による浸水で一時閉鎖に追い込まれた関西国際空港では、再び迫り来る大型台風に備え、29日も厳戒態勢が敷かれた。浸水対策や食料備蓄、携帯電話の充電サービスの提供確認など急ピッチで対策を進めている。

 「前回の混乱の反省を踏まえ、早め早めに情報を出していきたい」。関空を運営する関西エアポートの担当者はこう話す。

 21号では、利用客や従業員ら約8千人が空港内に取り残されたほか、関空と対岸を結ぶ連絡橋がタンカー衝突により破損し、物流にも大混乱をもたらした。

 今回は二の舞いを避けるため、台風が最接近する7時間前をめどに2本の滑走路を閉鎖する方針を決めるなど先手の対応に追われている。

 27日から空港の護岸周辺に土嚢(どのう)を積み上げたほか、約2万4千個の土嚢を準備。給油地区や国際貨物地区など、重要施設周辺にも設置しており、今後、台風の進路状況などを見ながら、さらに積み上げる予定だ。

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