近畿各地で暴風・大雨に備え 大阪北部地震・台風21号の爪痕残る中

 大型で非常に強い台風24号が30日に西日本に接近・上陸する見通しとなった。今月4日に上陸した台風21号や6月の大阪北部地震で被害を受けた近畿各地は、前回の災害の爪痕が残る中、再び暴風や大雨が襲う予想で、市民らは29日、土(ど)嚢(のう)の積み上げや屋根の補修などの対応に追われた。

 台風21号の高潮による浸水で一時閉鎖に追い込まれた関西国際空港。30日は午前11時から滑走路2本を閉鎖するが、空港を運営する関西エアポートは29日までに、取り残される利用者などを想定し、非常食約3万7500食に加え、ブランケットやおむつなどを補充した。

 保管庫は第1、第2の各ターミナルビルなど数カ所に分散させ、非常食のほか、500ミリリットル入りの飲料水ペットボトル約4万本などを保管。簡易トイレも約1万7千個を準備した。

 大阪北部地震や台風の被害で屋根瓦が破損した住宅が多い大阪府吹田市は、市役所でブルーシート約1300枚を無償で配布した。台風で自宅の瓦が割れた中坂ゆきのさん(28)は相次ぐ災害に「精神的に疲れる」と表情を曇らせた。

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