KYB免震データ改竄 神奈川県内71件 知事「大変遺憾」

 油圧機器メーカーのKYBと子会社のカヤバシステムマシナリーの免震・制振装置データ改竄(かいざん)問題で、神奈川県は19日、顧客との契約内容に適合しない免震・制振装置が設置された建築物が県内に71件あると公表した。

 自治体別では横浜市31件▽川崎市16件▽相模原市7件▽藤沢市4件▽鎌倉市2件▽厚木市3件▽平塚市4件▽伊勢原市2件▽三浦市1件▽開成町1件。用途別では「住宅」が25件でもっとも多く、「医療・福祉施設」と「教育・研究施設」がそれぞれ10件。「庁舎」は4件だった。

 県や各市町は今後、製造業者に対して、建築基準法上の適合状況についての報告を求め、不適合なら是正を指導していく。黒岩祐治県知事は同日の定例記者会見で「地震発生時の安全性に対する信頼を損なうものであり、大変遺憾だ。一日も早く、新しい製品に交換するよう指示する」と述べた。

 同日、KYBが公表した70件の物件名リストには、本県の建築物はなかった。

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